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ニャンは、空の塔の最上階にいた。目の前には扉があった。
「この扉の奥には、何がいるニャンか?」
ニャンは言った。ニャンは、扉の奥にはだれもいないと、言ってくれることを期待していたが、実際はわかっていた。
「気配がする・・・いる・・・・この奥に・・・」
ギズのこの言葉がニャンの考えを、確信に変えた。
「ニャンギズゼウスが!!」
ニャンギズゼウス
ニャンは、重い扉を開いた。ニャンの目の前には、ニャンギズゼウスがいた。実際には、ニャンギズゼウスは、部屋の奥に座っていたが、ニャンには、目の前にいるように感じられた。
「ニャンギズゼウス・・・」
ニャンは、困惑していた。ニャンギズゼウスは、ニャンの憧れだった。仲間だった。しかし今は敵だ。
「ニャン!今は、あいつを倒すことだけを考えろ!」
ギズの言葉で、ニャンは我に返った。ニャンは、迷いがあったら力を出し切れないと知っていた。ニャンは、迷いを捨てて、敵に向き直った。
「ニャンギズゼウス・・・おまえを倒す!」
ニャンは、言い放った。
ニャンは、ニャンギズゼウスの懐に飛び込んだ。ニャンギズゼウスは、ニャンを引?く。しかしニャンは、その攻撃をかわした。
「危ない!ニャン!」
ニャンギズゼウスが、ニャンをもう一度引?こうとしている。ギズはニャンギズゼウスの顔に殴りかかった。
「・・・・ぐっ!」
ニャンギズゼウスは、よろけている。カオニャンがそこに、頭突きをくらわす。ニャンギズゼウスが倒れかかる。ネコニャンが、素早くニャンギズゼウスの下に潜り込み、蹴り上げる。
「今だニャン!!」
グライダークマが、ニャンギズゼウスの両手を押えこみニャンに叫んだ。
「くらえ!ニャンソード!!」
ニャンは、手から刀を出し、ニャンギズゼウスに、切りこんだ。
「ぐわー!!」
ニャンギズゼウスは、倒れこむ。
「やった。勝った!!」
ニャンは、飛び跳ねていた。ギズは疲れて、座りこんでいた。
「さて帰るか」
カオニャンがそう言い、皆が帰ろうとしたとき、ニャンは振り返った。
そこには、想像もしていない光景が広がっていた。