ニャンの冒険2D版はここ↓
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ただし更新されません。
ギズは、皆に説明していた。ギズも、またニャーカイバーを見ていた。
「その時出てきた、謎の球がニャーカイバーだったんだ・・・」
ギズが、話を続けた。
「ニャーカイバーは、その後、機械のような声で名前を名乗り、そしてこう言った―」
ギズは、一呼吸置き―
「我は、人を操りし者なり・・・」
ニャーカイバーの言葉を真似して言った。
「人を操りし者?」
ネコニャンが言った。驚いた顔をしている。
「そう・・・だからたぶん今回も、ニャンギ―」
ギズが言い終わらないうちに、何かが倒れる音がした。
「ニャン!!」
グライダークマが声をあげた。倒れたのはニャンだった。
「ニャンどうし―」
言い終わらないうちに、今度はグライダークマが倒れた。
「あれ?なんかだんだん眠く・・・・」
ギズが言った。よろけている。
「カオニャン、ネコニャン・・・・」
ギズが言いながら、二人を見たが、すでに倒れるところだった。
「ニャーカイバーのしわ・・・ざ?」
ギズは言い終わる前に、意識を失った。
冒険の始まり
ニャンは、ギズたちが話しをする声を聞き、目を覚ました。
「・・・おはよーニャ・・・」
ニャンは言った。ニャンは寝起きは、いつもボーとしている。
「あっ!おはよー」
ギズが言った。
「あれ?ここどこニャ?ニャ−カイバーは?」
ニャンは言った。ニャンは辺りを見回す。ニャン達がいる部屋は、壁が白く、入り口に植木鉢が置いてあるごく普通の部屋だ。ベットが5つあり、ニャンはそこに座っていた。
「ここはどうやら街の宿屋みたいだよ」
カオニャンが言う。部屋の奥にある窓から外を眺めている。街は、ニャン族の人たちでにぎわっている。空が青く澄んでいた。
「どうやら、白い服を着た人が、僕たちをここにあずけたらしいよ」
ネコニャンが言った。ネコニャンは、ロビーの人に聞きに行っていたようだ。ちょうど戻てきたところだった。
「白い服・・・・わからないな・・」
グライダークマが言う。全員白い服の人に覚えはなかった。
「とりあえず情報収集にでも行ってみるか・・・」
ギズが言う。みんなが納得してうなずいた